福岡都市圏の問題について資料を集積させていくページです。
現在、須崎公園再整備問題、福岡市立青年センター廃止問題、福岡市立感染症センター廃止問題について気長に情報を統合中です。
須崎公園は福岡県福岡市中央区天神5-2にある公園である。
福岡市の都心に近い公園で、福岡県立美術館、福岡市民会館が隣接している。野外音楽堂では昭和40年代に多くのミュージシャンが演奏を行ったとされており(参照)、現在でも博多どんたくの際にコスプレイベントが行われる(参照)等活用されている。
市民会館と合わせて再開発する計画が進んでおり、現在の公園に拠点文化施設を建設して現在の市民会館側に公園を整備する予定になっている(参照)(参照)。
年月日 | 内容 |
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1863(文久3)年10月 | 洲崎の台場が完成() |
1899(明治32)年 | 現在の福岡市民会館付近の陸軍用地が日本赤十字社に無償貸与される(参照)(福岡女子大学五十年史(1973)P91等) |
1902(明治35)年 | 現在の福岡市民会館付近に日本赤十字社福岡県支部が置かれる(参照)(福岡女子大学五十年史(1973)P91等) |
1919(大正8)年まで | 監獄として使用(福岡市史第6巻P149)() |
1919(大正8)年以降 | 監獄用地を県の斡旋で市が公園用地として譲り受ける(福岡市史第6巻P149) |
1919(大正8)年以降 | 旧監獄用地を通称須崎裏グラウンドとして使用(福岡市史第6巻P187) |
1923(大正12)年7月17日 | 福岡県立女子専門学校開校(福岡女子大学五十年史(1973)P15等) 元々県有地(4929坪7合6勺)で内務省の第七区土木監督署の旧庁舎が建っていた(福岡女子大学五十年史(1973)P15等) |
1925(大正14)年 | 福岡県立女子専門学校開校を福岡県女子専門学校と改称 |
1937(昭和12)年 | 福岡県女子専門学校が火災に遭い大名(現在の新天町)に移転(福岡市史第6巻P187) |
1942(昭和17)年7月 | 福岡県が福岡市に福岡県女子専門学校跡地を公園用地として無償貸与する覚書を交わす(福岡市史第6巻P187) |
1943(昭和18)年7月 | 都市計画公園に決定(福岡市史第6巻P187) |
1945(昭和20)年6月19日 | 福岡県女子専門学校が空襲により焼失 元の須崎裏に移転 |
須崎裏グラウンド跡地に市が戦災者住宅を224戸建設(福岡市史第6巻P148) | |
1950(昭和25)年 | 福岡県女子専門学校が福岡県立福岡女子大学に移行(参照) |
1951(昭和26)年 | 福岡女子大学が香椎(香住ケ丘)の旧制香椎中学校(現香椎高等学校)跡地に移転(福岡女子大学五十年史P91)(参照) 当時の福岡県は国体開催で赤字転落していたため女子専門学校の敷地建物の処分益は女子大の設備に充てるように学生側が要望していた(福岡女子大学五十年史(1973)P209)。この際に敷地を福岡市に売却したものと推測 |
1951(昭和26)年 | 須崎公園開園(参照) |
1956(昭和31)年10月 | 戦災者住宅の移転を開始(福岡市史第6巻P188・第8巻P651) |
1963(昭和38)年3月まで | 戦災者住宅84戸の移転が完了(福岡市史第6巻P188・第8巻P651) |
1963(昭和38)年10月 | 福岡市民会館が「学術文化の向上等市民福祉の増進を図るため」開館(参照)(参照)(参照) |
1964(昭和39)年度まで | 隣接する県有地(福岡女子大学五十年史(1973)P91等によると水産試験場跡地だと推測)などを買収して鉄筋コンクリート4階建ての市営住宅を建設(福岡市史第6巻P188・第8巻P651) |
1964(昭和39)年11月3日 | 福岡県文化会館が須崎公園内に開館(参照)(参照)(参照)(参照)(参照)(参照)(参照) |
1965(昭和40)年8月まで | 戦災者住宅の移転が完了(福岡市史第8巻P654) |
1965(昭和40)年度 | 戦災復興記念事業として4年計画で須崎公園の整備が始まる(福岡市史第8巻P654) |
1967(昭和42)年4月 | 野外音楽堂が完成(福岡市史第8巻P654) |
1968(昭和43)年7月 | 明治百年事業の一環として噴水が完成(福岡市史第8巻P654) |
1968(昭和43)年7月19日 | 須崎公園の開園式(福岡市史第8巻P654) |
1983(昭和58)年 | 福岡県文化会館の図書館が東区箱崎に移転して福岡県立図書館として独立(参照) |
1985(昭和60)年11月3日 | 福岡県文化会館が全面改装されて福岡県立美術館として再出発(参照) |
1990(平成2)年頃 | 公衆トイレと野外音楽堂が改修されて北西部に広場が作られる(参照) |
1993(平成5)年頃 | 大噴水の周囲のパイプが撤去される(参照) |
2010(平成22)年8月~2011(平成23)年8月 | 福岡市拠点文化施設専門委員会を7回開催(参照) |
2011(平成23)年9月 | 福岡市が福岡市拠点文化施設専門委員会より 福岡市拠点文化施設の提言 を受ける(参照)(参照) |
2011(平成23)年10月 | 関係団体への第1回ヒアリング(参照) |
不明 | 提言を基に市民会館再整備の必要性と福岡市の文化芸術の中核を担う文化施設のあり方や機能・施設規模等について構想案を作成(参照) 構想案は2021(令和3)年7月時点では公開されていない |
2011(平成23)年12月~2012(平成24)年1月 | 構想案への市民の意見を募集(参照)(参照) どのように募集をしたのかは不明 |
2012(平成24)年3月 | 福岡市が福岡市拠点文化施設基本構想を策定(参照) この構想では拠点文化施設を須崎公園地区に作る方向性は示されているものの須崎公園を潰すようにはなっておらず市民会館の敷地に関しても何も書かれていない 公開資料:基本構想(掲載ページ) |
2013(平成25)年3月 | 基本計画(案)を市議会に中間報告(参照) 内容を調査中 |
2013(平成25)年6月~2013(平成25)年7月 | 関係団体への第2回ヒアリング(参照) |
2015(平成27)年3月 | 基本計画(案)の検討状況を市議会に報告(参照) 内容を調査中 |
2015(平成27)年6月~2015(平成27)年7月 | 関係団体への第3回ヒアリング(参照) |
2016(平成28)年2月 | 基本計画(案)を公表(参照) 「施設利用者のアクセス向上のため,天神中心部に近い位置に配置(参照)」という理由で須崎公園内に整備する案になっている 公開資料:福岡市拠点文化施設基本計画(案)(掲載ページ) |
2016(平成28)年3月7日~4月8日 | 福岡市が福岡市拠点文化施設基本計画(案)への市民の意見募集を行う 647件のうち整備位置に関する意見は17件(2.6%)だが内容は不明 これに基づき、「複数団体でも練習できる」、「誰もが身近に文化・芸術を楽しめるような取組みを検討していく」等したのが主な変更点(掲載ページ) 文化施設に関するパブリックコメントのため公園に関心のある市民の意見は寄せられなかった可能性もあり 公開資料:基本計画(案)・意見募集実施結果(掲載ページ) |
2016(平成28)年6月 | 福岡市経済観光文化局が拠点文化施設基本計画を発表 現在の須崎公園の場所に拠点文化施設を整備して現在の市民会館の場所に公園を整備する内容 公開資料:福岡市拠点文化施設基本計画(掲載ページ) |
2017(平成29)年12月18日 | 福岡市議会第4委員会(現・福祉都市委員会(保健福祉局・住宅都市局を所管))(参照)に須崎公園の再整備について報告 公開資料:須崎公園の再整備について(掲載ページ) |
2017(平成29)年12月19日 | 福岡市議会第3委員会(現・経済振興委員会(経済観光文化局、港湾空港局、農林水産局、農業委員会を所管))(参照)に福岡市拠点文化施設の整備についてを報告 PFI(Private Finance Initiative)-BTO方式を採用するという趣旨 公開資料:福岡市拠点文化施設の整備について(掲載ページ) |
2018(平成30)年12月2日 | 事業者検討委員会を設置 公開資料:福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る事業者検討委員会設置要綱・福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る事業者検討委員会名簿(掲載ページ) |
2018(平成30)年12月21日 | 福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業の実施方針及び要求水準書(案)を公表 公開資料:実施方針・実施方針等に関する説明会参加申込書・実施方針等に関する質問書・実施方針等に関する意見書・要求水準書(案)・遵守すべき法令等・市への提出図書・敷地位置図・地積測量図・現況配置図・現況平面図・事業用地図・地質調査結果・福岡市民会館アスベスト含有調査結果・既存樹木図及び保存指定樹木図・福岡市民会館利用状況(参考)・福岡市民会館光熱水使用量(参考)・自動販売機の売上実績(参考)(掲載ページ) |
2019(平成31)年1月8日 | 実施方針等に関する説明会の事前申込締切(参照) |
2019(平成31)年1月11日 | 実施方針等に関する説明会を開催(参照) |
2019(平成31)年2月6日 | 実施方針等に関する質問及び意見等に対する回答を公表 公開資料:実施方針等に関する質問及び意見等に対する回答(掲載ページ) |
2019(平成31)年3月14日 | 福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業を特定事業として選定 公開資料:特定事業の選定について(掲載ページ) |
2019(平成31)年4月1日 | 入札公告と入札説明書等を公表 公開資料:入札公告・入札説明書・要求水準書(変更履歴版)・遵守すべき法令等・市への提出図書・敷地位置図・地積測量図・現況配置図・市民会館参考図・事業用地図・インフラ施設現況図・市民会館埋設配管・配線設置図・地質調査結果・諸室仕様リスト・什器備品リスト・舞台備品リスト・舞台設備リスト・福岡市民会館アスベスト含有調査結果・既存樹木図及び保存指定樹木図・利用料金の設定・福岡市民会館利用状況(参考)・福岡市民会館光熱水使用量(参考)・自動販売機の売上実績(参考)・公園現況等補足資料・市民会館現有備品リスト(参考)・直接協定書(案)・落札者決定基準・様式集Word編・様式集Excel編・基本協定書(案)・事業契約書(案)(掲載ページ) |
2019(平成31)年4月16日 | 入札説明書の修正版を公表 公開資料:入札説明書(変更履歴版)・落札者決定基準(変更履歴版)・福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る事業者検討委員会名簿(掲載ページ) |
2019(令和1)年5月22日 | 入札説明書等に関する質問及び意見(第1回)に対する回答を公表 公開資料:入札説明書等に関する質問及び意見(第1回)に対する回答・入札説明書(変更履歴版)・要求水準書(変更履歴版)・舞台設備リスト(変更履歴版)・利用料金の設定(変更履歴版)・福岡市民会館光熱水使用量(参考)(変更履歴版)・公園現況等補足資料・落札者決定基準(変更履歴版)・様式集(Word編)(変更履歴版)・基本協定書(案)(変更履歴版)・事業契約書(案)(変更履歴版)(掲載ページ) |
2019(令和1)年7月11日 | 官民対話の実施結果を公表し要求水準書を修正 公開資料:官民対話の実施結果・要求水準書(変更履歴版)・利用料金の設定(変更履歴版)(掲載ページ) |
2019(令和1)年7月17日 | 入札説明書等を修正して公開 公開資料:入札説明書(変更履歴版)・様式集Word編(変更履歴版)・様式集Excel編(変更履歴版)・基本協定書(案)(変更履歴版)・事業契約書(案)()(掲載ページ) |
2019(令和1)年8月7日 | 福岡市が「入札への参加表明を行った事業者の入札参加資格を審査したところ、いずれも参加資格を有するものと確認しました」と入札参加資格確認結果を公表(参照) |
2019(令和1)年8月7日 | 入札説明書等に関する質問及び意見(第2回)に対する回答を公表し、要求水準書等を修正して公開 公開資料:入札説明書等に関する質問及び意見(第2回)に対する回答・要求水準書(変更履歴版)・利用料金の設定(変更履歴版)・様式集Word編(変更履歴版Word編)・様式集Excel編(変更履歴版Excel編)・事業契約書(案)(変更履歴版)(掲載ページ) |
2019(令和1)年9月3日 | 落札者決定基準等の修正を修正して公表 公開資料:落札者決定基準(変更履歴版)・福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る事業者検討委員会名簿(掲載ページ) |
2020(令和2)年1月16日 | 福岡県立美術館選定委員会が県立美術館の大濠公園移転を提案(参照・参照・参照・参照・参照) |
2020(令和2)年1月28日 | 落札者が決定され公開される 公開資料:落札者の公表について(掲載ページ) ※応札したのは日本管財(東京都中央区)を中心とした1グループのみ。他の構成企業は戸田建設(東京都中央区)、JTBコミュニケーションデザイン(東京都港区)、九州林産(福岡市南区)、占部建設(福岡市博多区)、照栄建設(福岡市南区)。協力企業は梓設計(東京都品川区)、俊設計(福岡市博多区)、戸田芳樹風景計画(横浜市中区)、サン・ライフ(福岡市博多区)、古賀緑地建設(福岡市南区)(参照) このグループが施設の整備と15年間の施設運営を担う。落札価格は約208億7140万円。文化施設は2024年3月開業、公園は2026年3月の全面供用開始の予定(参照) |
2020(令和2)年1月28日 | 福岡市が事業の概要を報道発表(参照・参照) 公開資料:福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業 落札者の決定について(掲載ページ) |
2020(令和2)年2月20日 | 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)第11条の規定により事業者選定に関する客観的評価の結果を公表 公開資料:客観的評価の結果(掲載ページ) |
2020(令和2)年6月25日 | 民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律(平成11年法律第117号)第15条第3項の規定に基づき事業契約の内容を公表 公開資料:事業契約の内容について(掲載ページ) |
2020(令和2)年9月24日 | 指定管理者の指定について公表 公開資料:指定管理者の指定について(掲載ページ) |
2020(令和2)年6月 | 都市計画変更(参照) |
2020(令和2)年6月15日 | 福岡市拠点文化施設条例案(議案第130号)、福岡市公園条例の一部を改正する条例案(議案第133号)、福岡市拠点文化施設等に係る指定管理者の指定について(議案第135号)、福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る契約の締結について(議案第136号)、都市公園区域の一部廃止について(議案第144号)を福岡市議会に提出 公開資料:福岡市拠点文化施設条例案・福岡市公園条例の一部を改正する条例案・福岡市拠点文化施設等に係る指定管理者の指定について・福岡市拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業に係る契約の締結について・都市公園区域の一部廃止について(掲載ページ)福岡市公園条例の一部を改正する条例案(議案第133号)(掲載ページ不明) |
2021(令和3)年 | 約400本の大半を17本を残して伐採する計画に対して地元住民らが保存を求める運動を起こす(参照) |
2021(令和3)年6月 | 公園周辺住民への住民説明会が行われ90本程度を残す計画を示したものの反対運動は治まらず(参照) |
2021(令和3)年6月11日 | 毎日新聞が住民による反対運動を報じる(参照) |
2021(令和3)年6月16日 | 西日本新聞が住民による反対運動を報じる(参照) |
2021(令和3)年6月26日 | 福岡市シルバー人材センターがこの日をもって公園清掃を止める(SNS上の証言) |
2021(令和3)年8月2日 | 101本の樹木を現在の場所でそのまま残し、その他の樹木も基本的に移植により残す方針を発表 公開資料:拠点文化施設及び須崎公園の整備について(お知らせ)_(掲載ページ) 削除済(2021/12/4確認)資料:拠点文化施設及び須崎公園の整備について(お知らせ)(キャッシュ)(掲載ページ) |
2021(令和3)年8月3日 | 公園周辺に仮囲いが設置され立入禁止になる |
2021(令和3)年8月7日 | 住民団体(須崎公園の大木を守る会)が福岡市民会館小ホールでシンポジウム開催(参照) |
2021(令和3)年10月5日 | 397本の樹木のうち101本を現在の場所で、217本を移植により残し、移植困難な79本の樹木を公園のベンチ等に加工して活用する方針を発表 公開資料:拠点文化施設及び須崎公園の整備について(お知らせ)(掲載ページ) 削除済(2021/12/4確認)資料:拠点文化施設整備及び須崎公園再整備事業について(お知らせ)__・樹木調査カルテ_(掲載ページ(キャッシュ)) |
年月日 | 内容 公開資料: |
(C)Therapie 2021-