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チラシの裏 2020年1月


2020年1月31日(金)[]

 昨夜職場の片付け中にテレビをつけていたら、福岡県の三大うどんチェーンとしてウエスト、牧のうどん、資さんうどんがあると言っていました。中でも北九州市本拠の資さんを紹介する番組のようでした。

 社会人に成り立ての頃大学の同期が小倉南区に住んでいたので、よく荒生田の資さんうどんに寄っていました。新入社員研修がその近くの高見であったので、土地勘があったのです。資さんうどんのサイト(参照)を見ても荒生田の店舗が出てないので現存はしないようですが。って、そもそもあれは資さんだったのだろうか?

 最近、福岡市にも資さんうどんが増えてきました。でも、美味しいとか安いとかで増えている訳ではないと思うんですよね。単に投資ファンドが筆頭株主になった(参照)からだと思うのです。

 わざとらしくウエストの近くに作っているような感じがして、何だか嫌な感じがします。まあ、市場を分析すれば同じような場所に立地しちゃうって事なんでしょうね。


2020年1月30日(木)[]

 確かこのサイトは本文Serif体、見出しSans-serif体で指定していたと思いますが、記憶が定かではありません。よう分からんなら指定すんなというご意見(参照)が最近は多いようなので、そろそろCSSを見直さないといけないかもですね。

 最近と言えば、肺炎ですよね。福岡も29日20時17分に書かれた「【悲報】福岡終了のお知らせ#拡散希望」というツイート(参照)が話題になりました。このツイートにはRoyal Caribbeanと書かれたクルーズ船が写った一枚の画像が添付されています。画像の左肩に「福岡・博多港午前8時過ぎ」と入っている上に半透明な「ANN」というロゴがオーバーラップしています。右肩には「(対策)『日本にいる方が安全』中国人観光客 70万人 来日」、右下には「約4600人の中国人観光客」というテロップが入っています(参照)。

 これに対して素早く反応したのが、福岡市長の高嶋宗一郎さん。翌30日の4時36分に「ん?昨日拡散されてたツイートの添付画像がいつのものか分かりませんが、昨日クルーズ船は来てないし、当面は全部キャンセルの見込みです。2月2日と3日に入港しますが、今沖縄にいる船が調整でお客を乗せずに乗務員のみで入港するものです。災害時同様、必要以上に不安を煽る情報に注意しましょう。(参照)」というツイートを上げています。はよ寝なさいよ(^_^;)

 どうやらこの画像は高嶋さんの古巣である九州朝日放送が25日に流したニュースのものだったようですが(参照)(参照)、結局25日には入港している事が判明し、高嶋さんは「博多港において当面は中国本土からのクルーズ船の寄港の拒否をすべき」と持論を展開された上で福岡海上保安部と福岡出入国在留管理局博多港出張所の見解を紹介し、現時点で入港、上陸拒否は困難であるとしています(参照)。しかし、福岡市立こども病院・感染症センターの移転に乗じて第一種感染症指定医療機関を止めて、福岡市外の福岡東医療センターに引き受けさせた(参照)市長はどなたでしたかねえと思うのでありますよ。


2020年1月29日(水)[]

 たまに早めに職場に行き、周囲を歩いています。健康のためでもありますが、歩くと地域の理解が深まると思っているからです。何度も歩いているうちに、山道の入口が数ヶ所気になるようになりました。

 今日は帰りにその山道を覗いてみようと思いました。最初に入った所は原付スクーターでは難しそうだったので、そこは諦める事にしました。後で昭文社先生(文庫版)に聞いたら滝があるようで、ぐぐると梅林寺というお寺を経由して油山に登れるようです(参照)。

 そのちょっと奥に、赤い幟旗が何本か立っている入口がありました。そちらを登っていくと、建設会社の倉庫とお寺兼神社がありました。仏像やお墓もあります。鳥居や石碑を見ると、石鎚神社、朝近縁切大神、晃恩寺等があるようです。寺歴と書かれた石碑を見ると、宗教法人二九一五という団体の物のようで、正式には天台宗三井寺祈祷派龍王山霞ヶ瀧晃恩寺という名前のようです。寺歴によると1789年6月に雨乞いのための不動明王を建立したのが始まりだそうで、1800年に村の寺として真言宗本尊千手観音、弘法大師、不動明王が鎮座したと書かれています。ただ、昭和初期に中興初代がここにお寺を作ったのが直接の始まりのようで、ぐぐると「明治45年天台宗成就院として説教所開設などを経て、昭和21年現在の寺号となる(参照)」とありました。

 裏の道は閉鎖されていた上に雨が降りそうだったため行けませんでしたが、奥にはお堂があるそうで、登山道はないようです(参照)。この道の先にも入口がありましたので、今後はその道や梅林寺、晃恩寺の奥等を狙いたいと思います。


2020年1月28日(火)[]

 先日の大学入試センター試験で、1件の不正行為があったのだそうです。「地理歴史・公民の試験中にポケットからスマホを取り出し、電源を入れるところを複数の監督者が現認(参照)」したのだそうです。

 「スマホは電源を切り、カバンにしまうルールだった(参照)」そうなので、ポケットに入っていた時点でルール違反ではあるのですが、本人にそれほど悪意があったのかは疑問です。

 確かに本人は「わからない問題を検索しようとした」と言っているようです(参照)が、分からない→ググるという流れが無意識のうちに出来てしまう程であった可能性は否定できないと思うのです。

 かく言う僕も、中一の英語の小テストの際に無意識に教科書を取り出して見ていて先生に怒られた事があります。先生に言われるまで、それがおかしな事だと気付いていませんでした。授業中にこっそり図書館の本を読む癖があった自分なので余り参考にならないかも知れませんが、不正行為だと憤るより本人がなぜそうしたのかを探る方が先だと思います。


2020年1月27日(月)[]

 今日は健康診断。朝っぱらから雨の渋滞の中、検査機関に向かいました。今の検査機関はスタッフが色々工夫しているようで、毎年改善されています。検査室の手作り配置図が作られていたり、身長体重の測定が個室に移されたりしていました。

 それでも不満はいくつかあります。一番の不満は暇な事。以前行っていた所は新聞が数紙あり、テレビも置かれていました。今の所は新聞もテレビもなく、古いフリーペーパーといくつかの古雑誌が置いてあるだけです。るるぶ○阪を読むのも飽きました。

 なぜか古雑誌はラグジュアリーな感じで、ポルシェ特集の自動車雑誌と、国立西洋美術館を設計したル・コルビュジエ(Le Corbusier(Charles-Edouard Jeanneret-Gris),1887.10.6-1965.8.27)特集のグラビア誌がありました。きっとお金持ちのスタッフが持って来て下さったのでしょう。ル・コルビュジエの特集は面白かったのですが、なんだか格差を感じてしまい、心の健康を害しそうでした(^_^;)

 今日はなぜか下剤がよく効き、仕事中キツかったです。バリウム飲んだ後に仕事するのは無理があります。トイレにすぐ行ける職場ばかりじゃないのに。


2020年1月26日(日)[]

 長崎で角煮まんを食べたのですが、僕達年寄りにはくどい感じがしました。そこで、自分で作れないものかと検討してみました。

 まずは角煮ですが、鹿児島で家を借りていた時の大家さんがよく作っていたので、家庭でも作られる筈です。市販の角煮のタレの原材料を見ると、醤油、砂糖、清酒、鰹節、生姜とあったので、普通の煮物にダシと生姜を入れればいいようです。多分市販の角煮を買った方が安いですが、ここは手作りを前提に話を進めます。

 次に皮ですが、市販の肉まんの皮の原材料を見ると、小麦粉、イースト、砂糖、塩とありました。普通のパンと変わりません。味から判断すると、砂糖と塩はイーストの発酵を調整するための物だと考えられます。

 つまり、市販の角煮を食パンで挟めば似たような味になるのでしょう。それでは面白くないので、余裕があったら出来るだけ手作りで挑戦してみたいです。


2020年1月25日(土)[]

 今日はJR九州ホールであった福岡県医師会主催の県民のための公開講座「みんなちがってみんないい?発達障がいを考えよう」(参照)に行って来ました。無料なのが有り難い催しです。今回の講師は、九州大学病院精神科神経科子どものこころの診療部特任准教授の山下洋さん(参照)、同じく耳鼻咽喉・頭頸部外科助教の菊池良和さん(参照)、音楽家の秦万里子さん(参照)のお三方でした。

 山下先生はオーソドックスな概要説明でしたがとても分かりやすく、最近の動きも少しだけ知る事ができました。菊池先生は吃音の医師として有名な方だそうで、吃音について興味深い話を聞かせていただきました。緊張状態だけでなくリラックスしている時も吃音が出やすいというのは初めて知りました。

 秦さんは発達障害の双子の女性を育てたお母様という顔もあるのだそうです。笑いあり涙あり歌ありの講演でした。先日の結婚式の際も思ったのですが、家庭内での心理的な役割って、性格に大きな影響があるのだなと思いました。

 折角なので、今日は博多駅を巡ってみました。長崎の書店巡りでは見つからなかった長崎の郷土本_丸善博多店にあった_り、犬鳴村なる失礼な映画が2月1日先行公開なのだと知ったり、HEARTSバスステーション博多方面までJRJP博多ビルの通路をうろうろしてみたり、久々に東急ハンズポポンデッタを見て回ったりして楽しかったです。


2020年1月24日(金)[]

 矢鱈と噂に通じてる人がいます。所謂情報通というやつですか。噂に通じているだけなら良いのでしょうが、大抵は中継局や放送局を兼ねているのは困り物です。

 その人達のお陰で噂が蔓延するのは迷惑ですが、そもそも噂が蔓延するのは不安の現れだったり公式な情報が出ない反映だったりするのでしょう。そう考えると、その人だけが原因ではありません。

 さて、真面目な噂好きはとても厄介だと、最近気付きました。悪口が伝わる際に真面目な噂好きを介すと、悪口に価値判断が付加されます。加えて真面目な人を介した事によって、次の人に伝達される際に悪口の信頼性が増します。

 先日、ある噂話を聞きました。真面目な人から聞いたので、思わず信じ込みそうになりました。ファクトチェックの結果やや不正確でしたが、チェックして良かったと思いました。調べてみると、真面目な人が発信源でした。しかも真面目な人を2人介して伝わっていたようです。お陰でかなり攻撃的な内容になっていました。


2020年1月23日(木)[]

 環境問題に関する常識に関する常識への異議申し立ての文章(参照)を読みました。大きく6つの常識に異議を唱えているようです。

リサイクルすればするほど資源の枯渇が早くなる
 「リサイクルは天然資源を使うのに比較して最低でも3.5倍の資源を使う」と著者は主張し、「エントロピー計算や資源の本質を知らない学者の学力不足」としています。エントロピー云々に関しては同期の物理専攻の奴が何やら言っていましたが、僕にはよく分からないので何とも言えません。ただ、学力不足の人ばかりがリサイクル界隈に集まっているというのは不可解です。
ダイオキシンはほぼ毒性がない
 毒性があっても現在の焼却炉では発生しないという触れ込みですし、枯れ葉を焼くのも遠慮するのはおかしな話です。どんどん野焼きしよう。毒性については僕は分かりません。
環境ホルモンはでっち上げ
 「科学研究の経験のないアメリカの女性学者の妄想」と著者は主張していますが、妄想に盲従する学者ばかりいるというのはおかしな話です。それとも学会で否定されているけど世間に流布している似非科学(参照)なのでしょうか?
石油は約4,000年分ぐらいある
 採掘可能な埋蔵量とか確認埋蔵量とか色々あるそうなので(高校地理の内容)、諸説あるのは理解出来ます。ただ、「石油価格を高く維持したい欧米の石油会社の推定」と著者は主張していますが、現実には石油会社は苦境に追い込まれています。
温暖化は今でも議論がなくならない
 どちらが正しいのかは述べていません。最近は温暖化批判の知人も温暖化自体は認めた上で(以前は今は間氷期なのでいずれ冷涼化すると主張している人もいました)、温室効果ガスやら人類の影響やらを否定しているようです。
廃棄物貯蔵所は150年程度は持つ
 学者は「あと8年で廃棄物貯蔵所が溢れる」と言っていましたが、150年程度は持つというのが著者の主張のようです。いずれにせよ有限ですよね。

 俺の敵は馬鹿ばかりという主張は信用出来ないというのが僕のポリシーです。なんだかどっちも信用ならん感じがしますです。ハイ。


2020年1月22日(水)[]

 今朝、仕事で腰を痛めました。股関節の体操で大分緩和されましたが、結構きついです。

 さて、僕は女性に先を譲る西欧の「レディファースト」なる風習に違和感を覚えています。女性であれ誰であれ、誰かを必ず先に行かせるのは非合理的だと思うからです。引くドアであれば、後に続く人に譲るのは自然な動線であり合理的だと思います。しかし、押すドアであれば通路が狭くなるので開けた人が速やかに入ってドアを押さえるのが合理的ですし、押しても引いても良いドアなら押して先に入った方が全体の運動量が最小で合理的ではないでしょうか。

 合理性が無い以上、「レディファースト」は特定地域の伝統文化であり風習である以上のものでないと思います。ですがネット上には日本でもそうすべきという人もいるようですね。Twitterが分散化される方向らしい(参照)ですが、そうなると僕のような意見はさらに耳に届かず先鋭化してしまうのでしょうね。不快な奴はブロックした方が幸せになれる(参照)らしいので。

 ただ、男女を超えて一人の人間として、鉢合わせしたらお互いに譲り合うべきでしょう。女性優先と決めてしまえば、考えずに済み楽と言えば楽かもしれません。とは言え、当然の様に先に行かれるのも何だか納得いかない気もします。先日、長崎のスーパーで先を譲った店員さんに久し振りにありがとうございますと言われて良い気分になってそんな事を思いました。


2020年1月21日(火)[]

 自らの成果や能力を誇りたがる人がいます。何だか厭らしい感じもしますが、成果主義能力主義が叫ばれる昨今では適応的な生き方なのでしょう。

 どうせ他人は自分の事しか考えていません。何も無ければ自分を優遇してはくれないのですから、力業で割り込んで行くのも大切な社会性です。

 ですが、他人の成果や能力を蔑ろにしたり横取りしたりすると、底が割れてしまいます。真実は誰かが分かっているのですから。

 本人に悪意はなく単に自分を良く見せようとしているだけでも、相手は悪意を感じてしまうでしょう。自分も身の丈にあった自己主張をしていこうと思いました。


2020年1月20日(月)[]

 結婚式に行って思ったのですが、20年以上付き合っている友人でも知らない所が沢山あります。自分の知らない面もありますし、同じ面でも自分と違う解釈をしている人もいます。

 同じように自分のすべてを自分は知り得ません。他人に写る自分を知らないとと同僚に聞きましたが、不真面目な人だとは思われていなかったようで安心しました。ズレている人なのだそうです。

 自分の事も他人の事も分からないと思いました。

 結婚式というのは家族を見る機会でもあります。人は家族(社会)の中で役割を演じ、それが性格や能力と呼ばれるものの大きな部分を占めているようにも見えました。


2020年1月19日(日)[長崎旅行(3)]

 ネットカフェではやたら暑かったり、パソコンが謎の再起動したり、Wi-Fiがネットに繋がってなかったりと散々でした。深夜になるとWi-Fi以外は解決したので、カメラを止めるなを見ながら寝ました。起きてシャワーを借り、サッパリとして着替え、旧友の結婚式に向かいます。

 かなり余裕あったので、如己堂、平和公園、原爆落下中心地に寄り、JRの電車がなかったのでそのまま長崎駅まで歩きました。

 長崎駅から結婚式場のバスで式場に行きました。10年以上会っていなかった仲間達と会えました。旧友らしいいい結婚式でした。長崎出発時点で15726歩歩いていたので、今日もまずまずです。

 途中、昭和町バス停から結構乗ってきました。長崎大は近いのですが、繁華街という感じでもなさそうです。聞いてみると、北部の住宅地からの利便性がいいそうです。地図を見ると、女の都とかがあるようです。JR長崎本線も通っているのですが、トンネル区間だからか駅はないようです。


2020年1月18日(土)[長崎旅行(2)]

 国立長崎病院近くの山の中にある友人宅から、徒歩で山を降りてみました。新しい道路から降りると、細い路地が下に向かっています。そのまま谷底に向かうかと思ったら、谷底手前に昔からの道があり、そこを通って崇福寺電停(旧正覚寺下電停)近くに出ました。長崎市中心部を経て眼鏡橋、旧長崎相互銀行(長崎銀行本店)を見ました。

 どうやらそこから長崎駅までの間には小高い丘が横たわっているようです。丘の上には長崎市役所があり、丘を越えると長崎駅前です。市役所前と長崎駅前には横断歩道がなく、歩道橋しかありませんでした。

 長崎駅からは長与支線の完乗を目指します。本当は道ノ尾駅の木造駅舎と本川内駅のスイッチバック遺構と大草駅の海を見たかったのですが、途中下車するとタイムロスが激しいので、喜々津駅の木造駅舎だけにしました。それから歩いて色々見て、西諫早駅から浦上駅に戻りました。本当は大村線千綿駅や大村駅、諫早駅にも行きたかったのですが、今回は長与支線完乗を果たしたのでよしとします。

 浦上駅から長崎西洋館なる場所に行って路面電車一日乗車券を買い、西迫に向かいます。案外日が高かったので、道ノ尾駅も見てきました。それから西迫電停に戻って蛍茶屋まで行き、蛍茶屋から浜町アーケードに戻って郷土本を探し、またそこから石橋に行って石橋から新地中華街を経て崇福寺に行き、崇福寺から五島町電停に行って親和銀行大波止支店を見たあと岩屋橋電停に向かってネットカフェに泊まりました。今日は37792歩歩けました。


2020年1月17日(金)[長崎旅行(1)]

 旧友の結婚式のため、長崎まで長距離バスに乗りました。何となく、ショーシャンクの空にのラストシーンを思い出しましました。

I find I'm so excited I can barely sit still or hold a thought in my head.
I think it's the excitement only a free man can feel.
A free man at the start of a long journey whose conclusion is uncertain.
I hope I can make it across the border.
I hope to see my friend and shake his hand.
I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams.
I hope.
(参照)
興奮する・・ワクワクしてとてもじっと座っていられない程だ
自由な人間だけが味わえる興奮だ
何にも縛られず・・長い旅に出る自由な人間だ

無事に国境を通過できるといい・・
友達に会って握手できるといい・・
太平洋が夢でみたのと同じように青いといい・・
希望を持とう・・
(参照)

 西だから日没は遅いだろうと思ったら、6時過ぎると辺りは真っ暗。これは厳しいです。

 とりあえず徒歩で、鉄道発祥地と旧長崎英国領事館本館と旧長崎税関下り松派出所(長崎市べっ甲工芸館)と旧香港上海銀行長崎支店を見てきました。目論見通りライトアップされていましたが、旧英国領事館はブレグジット(Brexit)されていて(本当は改修工事)、見られませんでした。歩いている人が多かったのは、坂の街で自転車が少ないからでしょうか。個人商店も数多く残っているように感じました。

 石橋電停前のスーパーの品揃えがあまり福岡と変わらず落胆しましたが、店員さんはとても礼儀正しくて良かったです。旧友と落ち合って夜遅くまで話し込みました。今日は13879歩歩けました。


2020年1月16日(木)[]

 東京に2週間いたけど一度も電車で座席を譲られなかったというツイート(参照)が、昨年の今頃投稿されて最近話題になっています。この著者は「1993年早稲田大学法学部卒業(参照)」との事なので、僕より少し年上なのでしょう。日本では、「高齢者・障害者・体調不良者・妊婦・乳幼児連れ(ベビーカー含む)など」が優先席の対象者とされ(参照)、一般座席を譲られる対象者もそういう方々だというのが一般的な認識だと思います。そうでない女性は譲られる対象だと思われないのです。マナーが違う土地で別の土地のマナーが守られていないという記事に意味があるのかと思います。

 そもそも、欧米の鉄道と日本の首都圏の鉄道を比べるのには無理があります。首都圏の鉄道の混雑ぶりは、(行った事がないので分かりませんが)欧米よりも(多分)混雑しています。物理的にすべての女性が座れるだけの席はないと思います。また、「日本は通勤が長く残業も多いから、睡眠不足で肉体的に疲れている人が多いのかもしれない(参照)」と渡邊さんが書いている通りだと思います。弱者が座るべきという文化なので、自分は弱者だと認識すれば譲る必要がなくなるのです。

 ですが、著者の書いている別の記事を読むと、自分が譲られなかったという事より「肉体的に弱い人々に対しても冷淡な場合が多いと思う。冷たいというか、存在自体を静かに無視しているように見える(参照)」と女性ではなく弱者に席を譲らない事に違和感を感じているようです。

 それは僕も譲りません。なぜなら全員座れそうにない時は基本的に座らないからです。そんな事をすると座らないでいい人が座るから、アンタが座って弱者に譲った方がいいと言われます。路線によりますが、確かに席を譲る人は減りました。「都会のルール田舎のマナー」という文で書きましたが、東京オリンピック以降都市部ではバスも電車も整列乗車が一般的になりました。長く立って待てる力のある人が優先的に乗車できるシステムだとも言えます。そして、努力して先に乗車した対価が座席です。このようなシステムなので席を譲る人は少ないのではないかと思います。


2020年1月15日(水)[理想と建前]

 色々工夫しても出来なかった事がありました。それに対してやるようにとの指示がありました。やらないのではなくやれないのだと分かってもらえません。結局無理を重ねて出来ましたが、本当に疲れました。

 先日、法務大臣で弁護士の森まさこさん(1964.8.22-)が日産自動車元会長で被告人のカルロスゴーン( Carlos Ghosn,1954.3.9-)さんが不正出国したのではないかという件(参照)で「司法の場で正々堂々を無罪を証明すべき(参照)」と記載して怒られていました。日本国は推定無罪の原則(参照)なので、検察側が有罪の証明をするのが司法の場。被告人が無罪の証明をする義務はないという事のようです。

 森さんはその日のうちに「無罪の『主張』と言うところを『証明』と言い違えてしまいました(参照)」と謝罪。ツイートも訂正したようです。しかしなぜかわざとらしい感じがします。それは我が国にとって「推定無罪の原則」は理想ではなく建前だからでしょう。

 理想とは目指すものであり、建前とは実現してるつもりになっているもの。本音という現実を糊塗するのが建前なのですから。例え日本国の制度が「国際法や条約のもとで守らなくてはいけない法的な義務」を果たしてなくても(参照)、建前上守られている事になっていれば現状のままで差し支えありません。ですから日本は改革ができず、沈没しつつあるのでしょう。言ってる事(建前)とやってる事(本音)が違うから、批判される事もあるのでしょう。


2020年1月14日(火)[]

 昔のジュークボックスはボリューム調整が出来なかったため、音を大きく収録して目立たせようという動きがあったそうです。その後それは音が大きい方が音がいいという信仰めいたものに転化し、最近まで続いていたとか(参照)。

 そんな中、筆談を求める聴覚障害者に対して、筆談に乗り気でない人がいるという投稿(参照参照)が話題になり、要求して従わないのは傲慢だと言うのも傲慢なのではという投稿(参照)も話題になりました。

 筆談が億劫な気持ちも分かります。僕は字が下手ですから。最近の若い人はほとんど字を書かない人もいるかもしれませんし。しかし、最初の投稿は某携帯電話ショップでの出来事のようです。すかさずスマホに入れてるテキストエディタを起動すればいいのにと思いました。あ、スマホにテキストエディタを入れる人は少数派なのか(^_^;)

 それでも、音声認識アプリをすかさず紹介するとかもあるでしょう。相手に障害があろうがなかろうが、何かお願いされたらそれに応じるか、或いは応じられない理由を説明して実現可能な方法を話し合って合意すべきでしょう。あ、その合意形成のために筆談するのも嫌なのか(^_^;)


2020年1月13日(月)[]

 当然今日も仕事です。昨日僕をムカつかせた人々は、僕の嫌味を尻目に三連休を満喫し、SNSで晒しまくっていました。

 まあ、今日は会社全体的に営業日だったのでそれなりに忙しく、あまり気にならなかったですけどね。

 仕事終わって帰ってから、Blender(参照)とSculptris(参照)をダウンロードしました。

 ちょっと3DCGを体験しようと思います。


2020年1月12日(日)[]

 今日は朝から町内会の新年会の準備。そのまま新年会かと思いきや、午後から仕事でした。ちなみに明日も仕事です。

 世の中三連休らしいのですが、まったくもって腹立たしい限りです。中でもムカつくのが、休みを満喫している様をSNSで晒しまくる連中。彼等が仕事している時に休んでたりするんでおあいこ(実際は変形労働時間制なので明らかにこちらの方が損してます)だとも思うのですが、嫉妬は抑えきれません。

 そこで、SNSの「いいね」ボタンの横に「爆破」ボタンを付けて頂けないだろうかと思います。ボタンを押すと相手には「いいね」が伝わりますが、こちらではその投稿が爆破されて二度と表示されないというボタンです。

 お互いの精神衛生上いいと思うのですが、どないだ?


2020年1月11日(土)[]

 昨日の図書館に味をしめて、職場に忘れ物を取りに行ったついでに古本屋さんに行ってきました。と言ってもブックオフです。ブックオフに心理学史の本なんかあるのか?

 まずは長丘に行ったのですが、古着主体にリニューアルされていて本自体が少なくなっていました。この手の本は六本松にあるので行ってみましたが、さすがにここまでマニアックなものはなく、ウロウロしていると良さそうな本が見つかりました。

 見つけたのは、ブルーバックスの山口 真美 発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ 2016(参照)です。昔から発達障害の根本にあるものは何なのだろうかと思っていたので、何となくヒントがつかめそうで良さげです。実験心理学系の人が書いた本はあまりないので、そこも個人的にポイント高いです。990円ですが、半額程度で買えました。

 帰って心理学史の相関図を描くためのフリーウェアを探しました。他学問や社会情勢を絡めて心理学の流れをまとめられたらと思いますが、尻切れトンボになりそうな気がします。


2020年1月10日(金)[]

 どん兵衛のCMに出てくるきつねさんが境界性パーソナリティ障害(Borderline personality disorder:BPD)(参照)っぽい不安定さだなと思っていましたら、一般的にはあざといキャラで捉えられているようです。そういうウリなようで、あざとい仮想写真集(参照)を出しているようです。

 それはともかく、本と言えば今日は泊まり勤務明けに図書館に行ってきました。何年も前から心理学史の相関図を描きたいと思っていたので、その資料を探したのです。ちょうどいい本が2冊も見つかりました。

 1冊は大芦治 心理学史 2016(参照)結構詳しい上に僕のような浅学非才でも分かりやすい本でした。ただ、高い。5280円もします。中古でも5133円で提示されています。まだ新しいですからね。もう1冊はサトウタツヤ・高砂美樹 流れを読む心理学史 世界と日本の心理学 2003(参照)。やや薄いですが、日本の心理学史についても書かれています。しかも1870円とお手頃。中古だと690円で出ているようです。いい資料も見つかったので、早いうちに日記書くのを止めてそっちに取り掛かろうと思っているだけです。

 最近、エディス・シェファー(Edith Sheffer,?-) アスペルガー医師とナチス 発達障害の一つの起源(Asperger's Children: The Origins of Autism in Nazi Vienna) 2019(参照)を探してもなかったので、福岡市総合図書館ナメてました。すみません。きっといつか入るのでしょう。浅田次郎 流人道中記(参照)(参照)もないなと思っていたら、こちらは3月6日発売だそうです。こちらは全面的に僕の調査不足でモンスタークレーマーでした。いかんなあ。


2020年1月9日(木)[はれのひ問題に見る奴隷制]

 先日、職場で民放のバラエティ番組を流していると、はれのひ事件(参照)(参照)をやっていました(参照)。成人式当日ボランティアで業務を行った福岡天神店のスタッフが美談化されていましたが、危険だなと思いました。

 その番組によると、成人式前の時点で従業員の給料は3ヶ月未払い。顧客に渡す小物類の支払いも滞っていたため従業員が自腹で肩代わりしていた始末。当日は店舗スタッフと知っている美容室の人達がボランティアで着付け等を行ったそうです。それでも幹部は従業員の営業成績のせいにして責任逃れに終始していたとの事でした(参照)。

 ちなみに横浜店については店長が成人式後に退職する意向を伝えた所、社長がそれならば成人式をしないと言ったとの事で従業員の不信感が高まり成人式前に社員数がゼロになったとの事(参照)。八王子店も自腹で商品を揃える等前日まで準備していたそうですが、前日に専務が来店して当日営業しないと通告したそうです(参照)。

 ネットでは元従業員を責める発言もあったようです(参照)が、従業員も被害者です(参照)(参照)。福岡天神店の対応が賞賛されていますが、他の場合にも同じ事を求められてはたまらないとも思います(参照)。会社がヤバかったら、顧客は放っといて辞めていいんやでと思います。


2020年1月8日(水)[現象学的心理学]

 僕が学生の頃、ロジャーズ(Carl Ransom Rogers,1902.1.8-1987.2.4)はロジャースと呼ばれていて、その流派は非指示的療法(Non-Directive Therapy)改め来談者中心療法(Person Centered Therapy)と呼ばれていました。卒業して読んだ本(参照)では、人間中心アプローチ(Person-Centered Approach:PCA)になり、人間性心理学(humanistic psychology)の一部だと書かれておりましました。

 人間性心理学はロジャーズだけでなくマズロー(Abraham Harold Maslow,1908.4.1-1970.6.8)も入っているのだそうです。

 1年ほど前に立ち読みした際に人間性心理学の上位概念(?)がある事が書かれていましたが、名前を忘れてしまいました。どうやら実存心理学(exsistensial analysis・実存主義心理学)と合わせて現象学的心理学(Phenomenological Psychology)と呼んでいるようです。

 実存心理学はフランクル(Viktor Emil Frankl,1905.3.26-1997.9.2)のロゴセラピー(Logotherapy・意味中心療法・実存分析)、ビンスワンガー(Ludwig Binswanger,1881.4.13-1966.2.5)やボス(Medard Boss,1903.10.4-1990.12.21)の現存在分析(Daseinsanalysis)等の事らしいです(参照参照)。


2020年1月7日(火)[野口英世伝説]

 先日、野口英世(Noguchi Seisaku,1876.11.9-1928.5.21)さん(参照)の話題になりました。

 様々な逸話があるという事で、学費を用立てて貰ったけど一晩で呑んでしまったとか、様々な業績があるものの多くは後年否定されたとか力説しましたが信じてもらえません。

 あろうことか、知人が保育園の先生から聞いたというとんでもない話をしてくれました。野口英世さんは親指が膨らんで破裂する奇病にかかって、親指が爆発して入院。立腹のあまり爆発した際の液を周囲に付けて感染させた。感染させたものの可哀想になってその液と水を混ぜて薬を作り治してやったというのです。

 いやいやそれは出鱈目過ぎるやろと思いましたが、否定する根拠もなくスルーしてしまいました。無い事の証明は難しい。


2020年1月6日(月)[]

 年末年始に少し古賀市に帰省しましました。旧古賀ゴルフ場前駅から旧西鉄古賀駅を経て旧花見駅の間の旧路線敷は、線路や枕木や架線や架線柱等は撤去されましたが、ほぼそのまま残されています。駅部分は住宅地になってしまいましたが、旧線路際を歩いていると今でも電車が走って来そうな感覚に陥ります。

 未だに「西鉄古賀駅前」交差点の名称はそのままですし、古賀市は宮地岳線があった風景を頑なに守ろうとしているのではないかとも思ってしまいます。宮地岳線が走っていた時と変わらない風景は、宮地岳線が地域に愛されていた事と同時に、それだけでは存続できないという厳しい現状も教えてくれます。

 宮地岳線存続集会の初期の段階で、それは予想されていました。集会参加者の多くは宮地岳線を利用しておらず、今後も利用しないとのアンケート結果が出ていました。行政や西鉄や存続運動団体が何かをすべきであるという人も多くいました。住民・行政・鉄道会社がそれぞれの立場で出来る事をやらなければ、鉄道路線の存続は難しいと思います。誰かがやるべき。ではなく自分に出来る事をやるのが大切。宮地岳線存続運動では、そのような事を感じさせられました。

 現在福岡県内では、日田彦山線の存廃が話題になっています。鉄道会社は地元に赤字の補填を求め、地元自治体と住民はそれを拒否しています。民間企業なので赤字の事業を続けるわけにはいかないという意見も分かりますし、黒字の大企業なのだからその位負担して欲しいという意見も分かります。ですが自分達は何ができるのかという話が出来ないのは残念に思います。出来る事をやったからと言って、存続出来るわけではないのでしょうが。


2020年1月5日(日)[]

 さて、ドラえもんてんとう虫コミックス版25巻ののび太の結婚前夜(25巻P178-189)でしずかちゃんはのび太との結婚を躊躇しています。しかしそれはのび太の無能さが原因ではないようです。

 先日、「成金が貧困層を煽れるのは今だけ、やがて日本でも「誘拐ビジネス」が花開く」という記事(参照)を読みました。成功者にとって単なる私生活の報告であっても、貧困層にとっては自慢や煽りに感じられる事はままあります。単に受験に合格したという報告であっても、不合格者にとっては不快に感じるかもしれません。環境が違う人同士が関係を続けるのは難しいのです。

 小学生時代ののび太くんとしずかちゃんの格差がずっと続いた場合、進学や就職で関係自体なくなる可能性が高いと思います。恐らくしずかちゃんは昔より優秀でなく、のび太くんは昔より優秀になったのでしょう。二人共格差が気にならない人達なのかもしれませんが。

 ところで、一部で西武・そごうが出した広告(参照)が話題になっているそうです。他人に「諦めろ」と言うのが無責任なのか、他人に「頑張れ」と言うのが無責任なのかと考えます。逆転の可能性を信じるのは美しいですが、逆転の可能性を押し付けるのはグロテスクにも感じます。これは自分が「負け組」だからでしょうか。


2020年1月4日(土)[]

 昨年末、「なぜ、のび太はしずかちゃんと結婚できたのか?」という記事(参照)が話題になっていました。

 筆者はその心理学的な要因として、「共依存」と「女性の配偶者防衛本能」を挙げていました(参照)。しずかちゃんはのび太の世話を焼く事で自尊心を維持し、しずかちゃんはのび太の魅力がないために安心できるという身も蓋もない解説です。

 てんとう虫コミックス版20巻の雪山のロマンス(20巻P160-169)において、しずかちゃんは「のび太さんと結婚するわ。」と結婚を承諾します(20巻P169)。その理由として「そばについててあげないとあぶなくて見てられないから。」と笑いながら言っています(20巻P169)。確かにこれは、共依存と捉えられます。しかししずかちゃんは、他人の世話を焼かないといけないほど自尊心が低いのでしょうか。

 25巻のな、なんと!!のび太が百点とった!!(25巻P68-77)でしずかちゃんはのび太が100点を取ったと端から信じてくれませんが、「のび太さんはやさしくてすなおないい人だわ。」(25巻P71)と慰めています。風呂を覗かれても揺るぎないある種の信頼はあるのでしょう。いくら「共依存」だの「女性の配偶者防衛本能」だのがあっても、何かなければエントリーすらできないのが普通です。


2020年1月3日(金)[]

 昨日出勤の際、年末に給油したにも関わらず原付の燃料計が上がりませんでした。燃料計が壊れとるバイと思っていたら、帰りにエンジンが掛かりません。よくよく考えたら、給油に行ったのは行ったのですが、まだ余裕あるなと給油せずに帰ったのでした。壊れていたのは燃料計ではなく、記憶でした。

 かのように、自分を疑うのはとても難しい。例えば僕は、意識高い系の人にいらつきます。デカイ事を目論む前に、まず地道で地味な仕事をしろと思ってしまう訳です。でも、Psychology Conscious(心理学を意識したという意味の勝手な造語。意識心理学(psychology of consciousness)ではない)支援員を目指している僕はそこで終わってはいけないのです。

 意識高い系の人もその周囲の人も理解しないといけないでしょうし、できればその間の軋轢を解消するために努力すべきなのでしょう。しかしどうすればよいのやら。自分の職責にはそういう内容は含まれないので、やらない方がいいはいいのでしょうが。

 閑話休題。高齢者施設の恋愛を描いたドラマ(参照)をやっていました。少し見ましたが僕達も利用者さんを決めつけてはいないかと反省しました。


2020年1月2日(木)[]

 今日から仕事です。まあ、明日からまた休みですが(^_^;)

 昨夜は、高校時代の友人とチャットしました。もう30年近く会っておらず、年収ベースで1000万近い差(推定)がありそうな友人です。それでも少し高校時代に戻れたような気がしました。あの頃より分別付いてはいましたが。

 当時選挙権もない僕らは政党を作っていました。自由で開かれた性を公約にした「自由ファック党」です。本当にふざけていましたが、よく考えたら今日的なテーマです。自由には責任があるとかいう人がいますが、自由には相手への尊重が内包されています。自由で開かれた性というのは、性的自己決定権の尊重だと思います。

 とは言え、実際に「自由ファック党」があったとしても、僕は投票しないでしょう。そういったシングルイシューの政党に入れるのは危険だからです。性的自己決定権を尊重してくれるとしても、その他の自己決定権には無関心かもしれません。政党は目指す社会、目指す国家像を明らかにして、全体的な政策の方向性を示すべきだと思うのです。


2020年1月1日(水)[]

 日産自動車の元会長で被告人のカルロスゴーン( Carlos Ghosn,1954.3.9-)さんが日本を出国してレバノンに行った件(参照)。新春から驚かされました。

 ゴーンさんの言う通り、日本の司法は「有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されている不正な(参照)」物であると僕も思います。「国際法や条約のもとで守らなくてはいけない法的な義務を目に余るほど無視してい(参照)」るのかも知れません。しかし、ゴーンさんが保釈条件を無視した事で、「正義(参照)」や「不公正と政治的迫害(参照)」の是正は更に遠のいたのではないかと思います。

 ゴーンさんの逮捕によって、日本の「人質司法」が広く批判されるようになりました。それと呼応して、今まであまり報道されていなかった釈放中等の被疑者や被告人の逃亡が多く報道されるようになりました。これは、「人質司法」の正当性を訴えるために恣意的に発表されるようになった結果なのではないかと疑っています。ゴーンさんの出国により、「人質司法」の正当性を訴えやすい状況になりました。「上級」であるゴーンさんと違って「メディアと自由にコミュニケーションでき」ない人々の権利は、今までと同様に「有罪が前提とされ、差別がまん延し、基本的な人権が無視されて(参照)」しまう事でしょう。

 いよいよ2020年が始まりました。後世の人々は、この年を日本史上でどのような意味を持つと思うようになるのでしょうか。友人が無言である記事(参照)を紹介していましたが、何だか見通しが悪いです。

【2020年1月6日(月)追記】

 ゴーンさんの保釈条件違反に関して、「犯罪者に法律を語る資格はない」とかいう意見が散見します。しかし現時点でゴーンさんを犯罪者だと言うのは、日本の法律に反しています(参照)。

 ゴーンさんの言う、「国際法や条約のもとで守らなくてはいけない法的な義務」について解説していた記事(参照)を読みました。僕らはもっと冷静にならないといけないのではないでしょうか。


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